奥歯の金属の詰め物が気になって笑うことができません。

セラミックインレーを入れることで見た目も天然歯とほとんど変わらない状態になります。

ミネラル水は軟水と硬水のどちらをとれば良いのでしょうか。浄水器で分解したアルカリ水を飲料とした場合は、ミネラル水と比べて身体にどう影響しますか。(2010/10/20患者さんセミナー)

ミネラル水軟水or硬水は、飲用量を必要な栄養素量と比較してもするとしてはお好みで結構です。選択するなら自然のままの「ナチュラルミネラルウォーター」の方がより良いと思います。浄水器等を通した水の一つにアルカリ水が有名ですが、これを健康のために飲用する事については科学的に明らかになっていず賛否が分かれるところですので、ご自身で選択なさってください。

「口を開けて食べる癖がある」「口の中が空になったときに舌を動かす」などの癖がある人は、口の周り（中）のどんな状態からそうなるのでしょうか？

舌を正しく使うことができていないことが原因で口を開けて食べるなどの舌癖が見られます。どうして舌を正しく使用することができてないかと言うと、口呼吸が原因です。正しい鼻呼吸をしていると、本来、舌は上あごについています。しかし口呼吸をすると舌の位置が下あご側に落ちこんでしまいます。そのため、舌の筋力が低下して舌を上あごに維持することができなくなります。近年、舌の位置によって、上あご、下あごの発育方向が変わってくることがわかってきており、それが原因で出っ歯、受け口が生じることもわかってきています。しかし、舌の動きは口呼吸だけでなく、母乳の飲み方も関係しています。生まれてすぐ母乳を吸うことで舌を口蓋に押し付ける動きを覚えます。これは嚥下をする時に、舌を口蓋に押し付けながら飲み込む動きです。その動きは、哺乳瓶だと行うことができないため、母乳の飲ませ方も舌を正しい位置にキープするために大きく関係しています。

バランスの良い食事を摂ることは大切だとわかっているのですが、なかなか難しいです。

野菜、肉、魚などいろいろ食べ物があるなかでバランスのいい食事を作って食べましょうと言われても難しいですよね。
簡単にいろいろな食材を摂れるのが「味噌汁」です。
みなさんもよく知っていると思いますが味噌自体が発酵食品で健康に良いですよね。
味噌汁の具材をいろいろ変えて具だくさんの味噌汁を食べましょう。
野菜以外でもいろいろ入れてアレンジしてみましょう。

よく噛んで食べることは良いことだとわかっているのですがなかなか実行できません。何か良い方法はありますか？

一口３０回噛むといいと言います、もちろん毎回一口３０回噛めると、唾液も出るし、消化にも良いです。しかしおっしゃるようになかなか噛めませんよね。
工夫としてはよく嚙まないといけないようにしてみましょう。
①野菜などは大きめに切る
⓶硬めに調理する
③麺類などは控える
④水分で流し込まないようにする
などです。
忙しくなかなかゆっくり食事できないときもあると思いますが挑戦してみてください。

バランス良く栄養を摂る＝食育、と考えても良いでしょうか？

食育は幅広いもので、バランスの良い食事というのもその一つではあります。しかし、例えば、カロリーベースで栄養を考えると誤った選択をしてしまうこともあります。詳しくはセミナーの中でお伝えしていますが、やはり、和食(ご飯、野菜の具だくさんのお味噌汁を中心とした食事)がバランスを取りやすいと思います。

甘いものを与える時期はどれくらいが良いですか？

甘いものを与える時期は、できるだけ遅い方が良いです。
甘いものを与える時期が遅ければ遅いほど、大きくなっても甘いものを欲しがることが少なくなります。
糖は、虫歯菌の餌になり、歯を溶かす酸を作り出します。
また、乳歯は永久歯よ歯が弱いのでむし歯にもなりやすくなりますので、できるだけむし歯を作らない環境にしてあげることが大切になります。

テレビをつけてご飯を食べていますが、飽きてしまい遊びだしてしまいます。

テレビはつけずにご飯を食べさせてあげましょう。
テレビに集中していると、ご飯の味を楽しむことができません。
食べることに集中することで、子どもたちはおいしいと感じることができます。
また、子どもの集中力も短いので、ご飯を食べなくなったら一度お皿をひいて、お腹がすいたときにまたあげるとよいと思います。
だらだら与えるのではなく、メリハリをつけてあげましょう。

バランス良く栄養を摂る＝食育、と考えても良いでしょうか？

食育は幅広いもので、バランスの良い食事というのもその一つではあります。しかし、例えば、カロリーベースで栄養を考えると誤った選択をしてしまうこともあります。詳しくはセミナーの中でお伝えしていますが、やはり、和食(ご飯、野菜の具だくさんのお味噌汁を中心とした食事)がバランスを取りやすいと思います。